「仕事を辞めたいけど、辞めたら一人暮らしを続けられるか心配…」
「出勤がストレスで毎日きついから今すぐ仕事を辞めたい!」
一人暮らしで仕事を辞めたいと悩んでいませんか?
この記事では一人暮らしで5回以上仕事を辞めた経験のある私が、今の仕事を退職して間を空けずに次の仕事を開始するための手順を3ステップでご紹介します。
さらに仕事を辞めたいときに辞めるべきか判断する基準も詳しくお伝えしますので、これを読めば問題なく仕事を辞めることができるはずです。
もくじ
一人暮らし中に仕事を辞める3つのステップ
一人暮らし中に仕事を辞めるなら、今の仕事を退職して間を空けずに次の仕事を開始できるのが理想です。そうすれば収入が途絶えることはありません。
そのためには、次の3ステップで退職の手続きを進めるのがオススメです。
- 退職予定日の2カ月前くらいに退職の意思を伝える
- 退職する1.5カ月前くらいから次の仕事探しを開始する
- 円満に退職日を迎える
この順番で動くと早く・円満に辞められます。
詳しく見ていきましょう。
STEP1|退職予定日の2カ月前くらいに退職の意思を伝える
仕事を辞めると決めたら、退職を予定する日の2カ月前くらいに退職の意思を伝えましょう。
後任者の募集や引継ぎ期間があるので、だいたい2カ月くらい前に伝えておくと、会社側にも過度な負担がかかりません。
法的には2週間前までに申し出れば問題ないとされています。
(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。参考:民法第627条
最低でも2週間前に伝えておけば、辞められるのです。
2週間前に退職の意思を告げ、残りを有休消化期間にして休む手も使えます。
2週間前に退職の意思を伝えたなら企業は断れないと定められているので、問題なく辞められます。
また、精神的・肉体的に限界と感じているなら、即日退職することも可能です。
(やむを得ない事由による雇用の解除)
当事者が雇用の期間を定めた場合であっても、やむを得ない事由があるときは、各当事者は、直ちに契約の解除をすることができる。参考:民法第628条
ただ、この時点で揉めると円満な退職ができなくなってしまうので、退職理由として同僚や社内環境への批判といった会社へのネガティブな意見はできる限り言わないようにしましょう。
たとえば、「この会社では得られるものがない」が事実だとしても、「自分の求めるものが変わってきた」と変換します。
ストレートに言わず、自分側に引き寄せてぼかす。そうすることで、角が立たずに退職できるでしょう。
言いだしにくいなら退職代行サービスを利用しましょう。
退職代行サービスは、業界のパイオニアである「EXIT」がおすすめです。
ご興味ある方は下記をご覧ください。
STEP2|退職する1.5カ月前くらいから次の仕事探しを開始する
退職予定日の1カ月半前くらいから次の仕事探しを開始しましょう。
最初の15日は転職情報サイトで探して、見つかれなければ次に転職エージェントに登録するといった段階を踏んで探すのがいいでしょう。
次の3ステップで探すのがオススメです。
- まずは転職情報サイトで探してみる
- 15日を過ぎたら転職エージェントに登録
- 見つからなければ別の転職エージェントにも登録する
まずは転職情報サイトで探してみる
まずは転職情報サイトで求人をチェックします。
求人数の多い「リクナビNEXT」に登録して探すといいでしょう。
正社員の仕事でなく、派遣や契約社員の仕事を探しているなら、派遣会社のサイトで求人を探しましょう。
といった大手のサイトを利用するといいでしょう。
15日を過ぎたら転職エージェントに登録
15日を過ぎても進展がない場合は、転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントに登録すると、担当者が希望に合った仕事を紹介してくれます。
どのエージェントを使うか迷った場合は、私がじっさいに使ったなかで、対応が丁寧でしっかり仕事を紹介してくれた「マイナビAGENT」をオススメします。
見つからなければ別の転職エージェントにも登録する
転職エージェント1社に登録しても見つからない場合は、もう1社増やしましょう。
次の1社には、非公開求人も多く扱っている「type転職エージェント」がオススメです。
STEP3|円満に退職日を迎える
次の仕事が見つかったら、あとは円満に退職日を迎えましょう。
退職日まで出勤する場合は、少しきついかもしれませんが、あとひと踏ん張りです。
退職日までに次の仕事が見つからないときは、退職後も継続して求職活動を続けることになります。
この場合は退職後、ハローワークで雇用保険の失業手当を申請し、求人サイトや転職エージェントを駆使して次の仕事を見つけましょう。
一人暮らしで仕事を辞めるべきか3ステップで判断
一人暮らしで「仕事辞めたい!」と思いつつも、辞めるべきか続けるべきか迷うこともありますね。
そんなときは、次の3ステップで判断することをおすすめします。
- その会社での目標が明確にあるか
- 精神的・肉体的に耐えられるかどうか
- 辞める選択をする
順を追って見ていきましょう。
STEP1|その会社での目標が明確にあるか
毎日の激務にもまれている最中では「この先続けるべきか、辞めるべきか」正確な判断ができない可能性があります。
そんなときは、「その会社での将来的な目標があるかどうか」を考えるといいでしょう。
目標が明確にあるなら、それを達成せずに終えると後悔や未練が残ります。
その場合は「退職」ではなく、傷病手当金をもらって一時「休職」しましょう。
傷病手当金は健保協会から「健康保険傷病手当金支給申請書」を記入すると申請でき、最長1年半受けられます。
参考:全国健康保険協会
一度仕事から離れてみると、「この先続けるべきか、辞めるべきか」の冷静な判断ができるようになるはずです。
なお、目標は「達成可能かどうか」の視点でも考えましょう。たとえば「給料を3倍にする」といった目標をもっていたら、決めた期間までに昇給が実現できそうかで考えます。
目標を考えてみた結果、「この会社で実現したい目標はとくにない」と思った場合は休職せず、ステップ3の「辞める選択をする」に進んでください。
STEP2|精神的・肉体的に耐えられるかどうか
次に休職してから復職したあと、精神的・肉体的に耐えられるかどうかを考えます。
一時的に休んだとしても、「どうしてもこの会社は無理」と思ったなら辞める決断をしましょう
目標があったとしても、自分の心や体をすり減らしてしまっては元も子もありません。無理がたたって、目標達成ができなくなる可能性もあります。
復職後にやっていけるイメージができないなら、思い切って辞める決断をしましょう。
STEP3|辞める選択をする
辞める選択をした場合、「辞めたらお金や生活が心配…」と思うかもしれません。
一人暮らしで5回以上仕事を辞めた私の経験からいうと、お金や生活の心配はあまりしなくて大丈夫です。じっさい一人暮らしの無職期間中、一度も食いっぱぐれたことはありませんでした。
といっても、「それはお前のメンタルが強かったからだ」「特殊な例だろ」と思われるかもしれないので、一人暮らしで仕事を辞めても暮らしていけるきちんとした理由を3つお伝えします。
- 雇用保険は90日~1年間支給される
- いざとなったら単発バイトで稼げば収入は途絶えない
- 心配事のほとんどは起きないという研究結果がある
どういうことか詳しく見ていきます。
雇用保険は90日~1年間支給される
雇用保険の失業手当は自己都合退職の場合、最短でも90日。会社都合退職の場合は1年間です。
なお「会社都合」は以下のようなことも該当します。
- パワハラやセクハラ、いじめ
- 長時間残業が続いていた
- 給与カットや未払い
- 契約内容と実際の仕事が違う
これらに該当していれば会社都合退職になり、雇用保険の支給期間が1年間になります。
ただ、ハローワークの担当者が記入内容を見て判断するため、こちらの思い通りにならないこともあります。
また、「そんなに長いあいだ無職の期間があっても大丈夫なの?」と心配されるかもしれません。
答えは「大丈夫」です。
ブランクがあっても「この間は求職活動をしていた」と言えば、無職期間が長くなっても職歴に悪影響を与えることはほとんどありません。
いざとなったら単発バイトで稼げば収入は途絶えない
もし雇用保険の受給期間が終わって次の仕事が見つからなかったとしても、単発バイトで稼げば収入は途絶えません。
日給2万円以上の単発バイトもざらにあるので、そのような仕事が見つかれば稼働日数10回で20万円以上、20回で40万以上稼げます。
心配事のほとんどは起きないという研究結果がある
明治大学の堀田秀吾教授が『最先端研究で導きだされた「考えすぎない」人の考え方』という著書の中で、「心配事の79%は起きない」というペンシルベニア大学の研究結果を紹介しています。
さらに残りの21%のうち、16%は事前の準備で対処可能という結果も出ています。
結局、心配事が現実化するのはたった5%。ということは、ほとんど起こらないといっていいでしょう。
仕事を辞めて求職活動をすると、「このままいつまでも次の仕事が見つからないかも…」「お金がなくなって生活が破綻してしまうのでは」と不安に見舞われることもあります。
でも、そんな心配事はほぼ現実に起こらないのです。
辞める選択をしても大丈夫!
ここまで見てきた理由から、辞めてもお金や生活の心配をする必要はないとご理解いただけたはずです。
続けるメリットのない仕事は思い切って辞める決断をしましょう。
将来的に自由に転職できる状態にする方法
会社に所属している限り、いつでも「辞めて収入が途絶える不安」はつきまといます。
「辞めて収入が途絶える不安」を緩和させるには、会社以外にも収入の大きな柱を作るのが得策です。
会社以外にも収入が十分にある状態ができれば、いつ辞めても収入はゼロになりません。
会社以外にも収入の柱を作る方法は次の3ステップで実現できます。
- 自分に合った副業を見つける
- 副業で収入を得る
- 副業収入を極限まで伸ばす
詳しく見ていきましょう。
STEP1|自分に合った副業を見つける
まずは自分に合った副業を見つけましょう。
「そう言われても何ができるかわからない」と思った場合は、次の5つを参考にしてください。
※以下から「やってみたい!」と思ったものを押すと詳しい内容が確認できます。
ひとつずつ見ていきましょう。
WEBライター
WEBライターは、日本語で基本的な文章が書ければ特別なスキルなしに開始できる仕事です。
「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトに登録すると、記事執筆の仕事に応募ができます。
400字(原稿用紙一枚分)くらいの案件から1万字を超える案件までボリュームは様々です。
開始時の単価は低いものの、スキルアップするとグングン単価がアップしていきます。
動画制作
YouTube動画の字幕入れや効果音や映像の加工など、近年は動画制作のニーズが高まっています。
とはいえ一定の動画編集スキルがないとできない仕事なので、やってみたいと思ったら動画や本などで学んでおく必要があります。
フリマアプリに出品
フリマアプリに出品するのも実は立派な副業です。
メルカリやヤフオクには一年で20万円以上を売り上げている人もたくさんいるので、そのくらい稼ぐと所得申告の対象となります。
自宅で売れそうな物があるなら、ぜひ売れるか試してみてください。
スキル販売サイトに商品を登録
「スキル販売サイト」に自分の特技や知識などを商品として出品するのも副業の一つです。
代表的なサービスには次のようなものがあります。
- ココナラ
- ストリートアカデミー
- タイムチケット
- エニタイムズ
- SKIMA
スキルやノウハウの他、「時間」も売れるので、特技や知識などに自信がない場合は「1時間あなたの話し相手になります」などの切り口で商品登録するのも手です。
治験モニター
製薬会社が販売する新しい薬の効果・安全性などを調べる「治験」も稼げる副業のひとつです。
モニター登録して治験に参加すると、数千円~数十万円までの謝礼金が出ます。
モニターには専用の募集サイトからカンタンに無料登録できます。
STEP2|副業で収入を得る
開始した副業で実際に収入を得ましょう。
少しずつ積み上げていくと専門性が高まり、依頼者が増えるはずです。
STEP3|副業収入を極限まで伸ばす
副業が軌道に乗れば、収入がどんどん上がります。
どこまで上げられるか試してみましょう。
最大限まで収入を伸ばせれば、いつ本業を辞めても怖くなくなるでしょう。
副業収入が本業収入を上回った時点で本業を辞める選択肢もありです!
一人暮らしでストレスを発散する全方法
仕事を辞めるにしろ、続けるにしろ、ストレスの発散方法のアイディアを知っておくことは毎日の生活にとって大切です。
ストレスを感じたときは、ぜひ次のアイディアを試してみてください。
- 帰宅後に好きな音楽を聴く
- 好きなドラマ・映画を見る
- 帰りに好みのデザートや飲み物を買って家でくつろぐ
- 帰りに少し贅沢な食事をする
- 帰りにスポーツジムでトレーニングに汗を流す
- 帰りに行きつけの飲み屋などでしゃべる
- 休日にショッピングやおいしいものを食べる
- 休日にスポーツを楽しむ
- カラオケで歌う
- スポーツ観戦
- 美術館やコンサートに出かけ文化的刺激を得る
- 休日に友達と食事
- 天気のよい日にハイキング、自然のなかで過ごす
- 温泉・サウナに行く
- 旅行に出かける
これらのアイディアをコピペして、スマホに保存しておくといざというときに役立ちます。
一人暮らし中に仕事を辞めたいときの判断基準と辞める方法 まとめ
今回は、一人暮らしで仕事を辞める方法と辞めるべきか判断する基準をご紹介しました。
カンタンにおさらいしましょう。
- 退職予定日の2カ月前くらいに退職の意思を伝える
- 退職する1.5カ月前くらいから次の仕事探しを開始する
- 円満に退職日を迎える
- その会社での目標が明確にあるか
- 精神的・肉体的に耐えられるかどうか
- 辞める選択をする
- 自分に合った副業を見つける
- 副業で収入を得る
- 副業収入を極限まで伸ばす
- 帰宅後に好きな音楽を聴く
- 好きなドラマ・映画を見る
- 帰りに好みのデザートや飲み物を買って家でくつろぐ
- 帰りに少し贅沢な食事をする
- 帰りにスポーツジムでトレーニングに汗を流す
- 帰りに行きつけの飲み屋などでしゃべる
- 休日にショッピングやおいしいものを食べる
- 休日にスポーツを楽しむ
- カラオケで歌う
- スポーツ観戦
- 美術館やコンサートに出かけ文化的刺激を得る
- 休日に友達と食事
- 天気のよい日にハイキング、自然のなかで過ごす
- 温泉・サウナに行く
- 旅行に出かける
この記事が仕事を辞めるか判断をするヒントになればとてもうれしいです。