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必ず見つかる!スーモに載ってない物件を探す3つの方法|未公開物件の見方

オーケーサイン

「SUUMO(スーモ)に載ってない賃貸物件が見たい」

「掘り出し物の物件を見つけたい!」

と思っていませんか?

とまりぎ
こんにちは 不動産会社勤務経験者のとまりぎです!

結論からいうと、スーモに載ってない物件は存在し、実はカンタンな方法でまとめて見られます

今回は不動産会社で物件情報更新の仕事をしていた経験のある私が、スーモに載ってない物件がある理由をお伝えするとともに、探し方を3ステップでご紹介します!

これを読めば効率よく物件情報を探すコツが身につくでしょう。

スーモに載ってない物件がある2つの理由

はてな

まずは「スーモに載ってない物件がなぜ存在するのか」をハッキリさせましょう。

スーモ に載ってない物件がある理由は次の2つです。

スーモに載ってない物件がある2つの理由
  1. 不動産会社がスーモ以外の賃貸情報サイトを使っているから
  2. 賃貸情報サイトに掲載できない未公開物件だから

順番にご説明します。

今すぐスーモに載ってない物件を見たい方は「2. スーモに載ってない物件を見る3つの方法」を先にご覧ください。

不動産会社がスーモ以外の賃貸情報サイトを使っているから

不動産営業マン

スーモは大規模な賃貸情報サイトですが、「賃貸」を専門的に扱う不動産会社や小規模の不動産会社はスーモより「アットホーム」や「ホームズ」を利用する傾向にあります。

ではなぜスーモでなく「アットホーム」や「ホームズ」を選ぶのでしょうか。主な理由は次の3つ。

  1. アットホームやホームズのほうが掲載料が安い
  2. アットホームやホームズのほうが古くからある老舗サイトだから信用している
  3. スーモは掲載情報の反映が遅い

アットホームやホームズのほうが掲載料が安い

不動産とお金

スーモの掲載料金は「5件枠:10,000円」となっています。5件でワンセットなので、1件あたり2,000円です。

これに対してアットホームは1件あたり1,000円以下で7日間、1,500円程度で14日間掲載できます。

さらにスーモは検索で上位に表示されるために別途オプション料金などが発生するため、アットホームやホームズより総額も割高です。

アットホームやホームズのほうが古くからある老舗サイトだから信用している

スーモがサービスを開始したのは2000年代。

アットホームやホームズは1990年代から賃貸情報サービスを提供しています。

アットホームやホームズのほうが古くからある「老舗サイト」だから信用している不動産会社も多いのです。

また、アットホームやホームズは運営会社が不動産専門ですが、スーモを運営するリクルートは不動産が専門ではありません。

この点でも不動産業界ではアットホームやホームズのほうが信頼性が高いといえるでしょう。

スーモは掲載情報の反映が遅い

9時

スーモには締め切りが1日に4回あり、締め切りから情報が反映されるまで3時間以上かかります。

(1)24時〆(日曜 23時〆)→ 翌9時反映
(2)11時〆→ 15時反映
(3)15時〆→ 18時反映
(4)19時〆→ 22時反映

※スマホサイト、スマホアプリへの物件情報の反映は、上記時間より2時間ほど遅れて反映されます。

参考:スーモ「Q12入稿した物件は、どのタイミングで掲載情報に反映されますか?

スマホサイトだと情報の反映がさらに2時間遅くなるとされているので、不動産会社側が11~15時間に物件情報を更新したとしても、スーモに新情報がアップされるのは20時になってしまうのです。

アットホームやホームズは、物件情報を入稿して更新の指示をすると1時間程度で反映されます。

とくにアットホームは「最短10分」「最長120分」とスピーディーに公開されるので、3時間以上かかるスーモより情報の鮮度が高いのです。

スーモに同じ物件が条件違いで複数載っているのはなぜ?

1つの物件を数社で取り扱っていると、スーモには同じ物件がいくつも載ります。

同じ物件でも募集条件が違っているのは、不動産会社に営業力・集客力の差があるから。

とくに営業力・集客力のある不動産会社は礼金を高めに設定する傾向があります。

賃貸情報サイトに掲載できない未公開物件だから

家とルーペ

すべての賃貸情報サイトに掲載できない「未公開物件」というのもあります。

未公開物件が存在する理由は次の4つ。

  1. 貸主が掲載を許可していない
  2. サイトへの掲載手続きが完了していない
  3. 成約の見込みがない
  4. 準備中の物件

貸主が掲載を許可していない

貸主が何らかの事情で掲載をNGにすると、その物件は賃貸情報サイトに載せられません。

「ネット未公開の物件」として扱われます。

サイトへの掲載手続きが完了していない

不動産会社の担当者が賃貸情報サイトへ掲載手続きをする前の物件だと、未公開となります。

掲載手続き自体は終えても、登録した情報が反映されていないために実質未公開状態の場合もあります。

成約の見込みがない

掲載しても借主が現れる見込みがないと判断されて未公開となるケースもあります。

たとえば、「立地条件が極端に悪い」「付近の物件より家賃が高め」といったデメリットがあるなど。

誰も借りない=掲載のメリットなしとされるとネットに載らないのです。

準備中の物件

公開するための準備が整っていない物件は未公開として扱われます。

たとえば以下のような場合です。

  • 間取り図や写真などが用意できていない
  • 室内や周辺環境の調査が終わっていない
  • リフォームが完了していない

また、賃料が決まっていないなど募集条件が整っていない物件も公開できません。

スーモに載ってない物件を見る3つの方法

オーケーサイン

スーモに載ってない物件は、実は特定のサービスを使えばカンタンに見られます。

ここでは、より多くのスーモに載ってない物件情報を効率よく見る方法を3つのステップでお伝えします。

スーモに載ってない物件を見る方法3ステップ
  1. イエプラに登録してオンラインで未公開物件を見る
  2. 不動産ジャパンで穴場の物件を探す
  3. 「地域密着型」の不動産会社に足を運ぶ

この3ステップを踏めば、スーモに載ってない物件情報をより多く確保できるでしょう。

手順を詳しくご紹介します。

STEP1|イエプラに登録してオンラインで未公開物件を見る

イエプラ登録
画像はイエプラ公式サイトから

イエプラは賃貸情報サイトに載っていない未公開物件が見られる賃貸情報サービスです。

未公開物件は「レインズ」「ATBB」といった不動産業者専用のデータベースにしか載らないので、通常は一般の方が閲覧できません。

ところがイエプラに登録すると、誰でも「ATBB」にある物件情報が見られるようになるのです。

イエプラに無料登録すれば、メールで「ATBB」のID・パスワードの設定画面とログイン画面のURLが送られてきます。IDとパスワードを設定してURLにアクセスすると、すぐに物件が探せます。

競争を避けてライバルのいない掘り出し物の物件をコッソリ探し当てたいなら、ぜひ登録しておいてください。

登録は無料。Facebook、Twitter、Google、Yahoo!などのアカウントがあれば、個人情報を入力することなくスマホから利用できます。

>>イエプラの無料登録はこちら

STEP2|不動産ジャパンで穴場の物件を探す

不動産ジャパン
画像は不動産ジャパン公式サイトから

「不動産ジャパン」は、全国の不動産業界団体に加盟している会社が物件情報を掲載しているサイトです。

「ハトサポBB」や「ラビーネット」といった業界団体のデータベースに物件を登録すると、自動的に不動産ジャパンへ情報が掲載される仕組みになっています。

無料で掲載できるため、広告費を極力使いたくない小規模の不動産会社は「不動産ジャパン」のみに物件情報を掲載します。

公益財団法人が運営しているので情報の信頼性が高いのに、業界関係者以外には知名度が低いため、実は穴場のサイトです。

使い方はカンタン。「不動産ジャパン」にアクセスして「借りるトップ」をクリック、「マンション・アパート」を選択してお住まいの地域から絞り込むと、物件情報を検索できます。

タイミングによってはレアな掘り出し物が見つかるので、これから部屋を探そうとしているなら積極的に利用しましょう。

>>不動産ジャパンはこちら

STEP3|「地域密着型」の不動産会社に足を運ぶ

歩く

ネット未公開の物件で、不動産業者専用データベースに登録する前の物件は、オンラインでは探せません。

ただ、こうした物件は、不動産会社の店舗に行くと紹介してもらえるケースがあります。なので、不動産会社の実店舗にも足を運んでいきましょう。

店舗に行くときのポイントは、「地域密着型」の不動産会社を狙うこと。

なぜかというと、「地域密着型」の不動産会社は地主さんや大家さんといった地元の貸主との信頼関係を築けているケースが多いからです。

このような「地域密着型」の不動産会社では、賃貸のお宝物件が見つかりやすいでしょう。

「地域密着型」の不動産会社を探す手順はカンタン。Googleマップで住みたい街の最寄り駅を入力して、その付近の不動産会社を見ていくだけです。

たとえば住みたい街が「横浜」だった場合は、Googleマップを開いて「横浜」を検索します。

グーグルマップ

駅周辺を表示したら、つづいて「不動産」と入力しましょう。

グーグルマップ

すると候補が出るので、上から見ていきます。

「○○不動産××店」といったものは大手なので、そうでない不動産会社をピックアップしましょう。

グーグルマップ

3つくらい選んだら、住所を控えておいて、実際にその不動産会社に足を運んでみます。

来店したら、「ネットに掲載していない物件はありますか?」と聞いてみましょう。

優良物件を契約するためのチェックポイント

ポイント

検索した物件が優良な物件なのかは、一見しただけではわかりにくいものです。

そこでここからは優良な物件に出会うためのチェックポイントをお伝えします。

物件情報の検索時に確認するポイントと、見学前に不動産会社の担当者に確認しておくポイントの2つに分けてご紹介しますので、ぜひ押さえておいてください。

物件情報の検索時に確認する4つのポイント

家

検索した物件情報からチェックしておくべきポイントは次の4つです。

物件情報の検索時に確認する4つのポイント
  1. 1983年以降に建てられているか
  2. 専有面積を確認
  3. 水害のリスクを確認
  4. 近所に学校がないかを地図で確認

1983年以降に建てられているか

地震の揺れ

築年数を確認して、1983年以前に建てられた物件なら避けるのが得策です。

なぜかというと、1983年以前の物件は旧建築基準法の耐震強度で建てられている可能性が高いから。

1981年6月に改正された新建築基準法で、地震への耐震性が高くなりました。

新建築基準法 旧建築基準法
中規模地震で損傷を受けず、大規模地震で倒壊しない 中規模地震で倒壊しない

着工が1981年5月31日までなら旧耐震基準で建てられていることになります。

1981年6月に建てられた物件も、新建築基準法の施行前に旧耐震基準で建築の手続きを申請している場合があります。

申請期間を考えると、1983年以降に建てられた物件を選ぶのがより安全でしょう。

専有面積を確認

アパートの中

専有面積の確認は大切です。

たとえば物件情報をワンルームで絞り込んで検索すると、専有面積が10m²だったり、25m²だったりします。

間取りは同じでも専有面積で大きな差が出るので、具体的な広さがどのくらいか押さえておきましょう。

水害のリスクを確認

河川や湿地のそばでないかを物件の周囲の地図で確認しておきましょう。

面積の広い緑地公園は湿地になっている可能性があるので要注意です。

ついでに地名もチェックしておきましょう。

「沢」「泥」「水」などが付いている地名は過去に水害に遭っている可能性があります。

過去に水害を経験した土地は、地名に特定の文字を含んでいる場合がある。

カワチ(川内)、ナダ(灘)、ウシ(牛)、サワ(沢)、フカ・フケ(深)、リュウ(竜)など

参考:国土交通省 地名は水害の履歴書

近所に学校がないかを地図で確認

地図と家のイメージ

学校が物件の近所にないかも地図で確認しておきましょう。

付近に学校がある物件は、状況により「環境的瑕疵」に当たります。

とくに小学校は校庭で児童が騒ぐとかなりガヤガヤするので、付近は避けたほうがよいでしょう。

日曜日しか昼間は自宅にいないから大丈夫だという方もいるかもしれませんが、運動会があると日曜日でもうるさいです。

また、付近に高校がある場合は、ネットで高校の評判を検索しておきましょう。

迷惑行為があるなど、評判がよろしくなければ近くに住むのは避けたほうがいいかもしれません。

ガラの悪い高校生が集まっている学校だと、近隣ですれ違ったときに絡まれるリスクがあります。

敷金0円の物件は手数料の欄をよく確認

敷金0円の物件を申し込むなら、手数料の欄をよく確認しましょう。

敷金0円の物件は「退去時の鍵交換費用」や「退去時のクリーニング費用」などがとられて逆に高くなる場合もあります。

つまり「敷金」という名目で支払わないだけで、実質的には同じ目的に使われるお金がかかるのです。

ここまでに紹介した4つのポイントでふるいにかけると、申し込むかやめるかが選びやすくなるはずです。

不動産会社の担当者に確認しておく4つのポイント

不動産会社とやりとりが始まったら、質問して確認してほしいポイントをお伝えします。

これらのポイントはメモに書いて担当者に渡してもいいでしょう。

不動産会社の担当者に確認しておく4つのポイント
  1. 事故物件でないか
  2. トラブルを起こす住人がいないか
  3. 付近に問題のある施設はないか
  4. 地盤の危険はないか

事故物件でないか

暗闇に浮かぶアパート

「事故物件(心理的瑕疵物件)」でないかをまず確認しましょう。

国交省のガイドラインが2021年に改正され、「事故物件」の告知義務が次のように変更されました。

  • 取引の対象不動産で発生した自然死・日常生活の中での不慮の死(転倒事故、誤嚥など)については、原則として告げなくてもよい。
  • 賃貸借取引の対象不動産・日常生活において通常使用する必要がある集合住宅の共用部分で発生した自然死・日常生活の中での不慮の死以外の死が発生し、事案発生から概ね3年が経過した後は、原則として告げなくてもよい。

参考:国土交通省 「宅地建物取引業者による人の死の告知に関するガイドライン」を策定しました

「事故死は原則告知しなくてもよい」「事故死以外もおおむね3年経ったら原則告知しなくてもよい」となったのです。

となると、こちらから訊かない限り告知されない可能性があるので必ず確認が必要です。

トラブルを起こす住人がいないか

耳をおさえる女性

アパート・マンションの隣室や、付近の住人に「騒音」や「迷惑行為」などでトラブルを起こす人がいないかも確認しておきましょう。

過去に「住民トラブルの事例」があった物件は絶対に避けたいです。

付近に問題のある施設はないか

付近に以下のような問題のある施設はないかを聞いておきましょう。

  1. ニオイや煙などを出す可能性のある施設はないか
  2. 暴力団、過激派の施設はないか

付近に工場やゴミ処理場・下水処理場があると煤煙やニオイが出るリスクがあります。

部外者には管理体制の実態がわからないので、後悔しないためにも工場の周辺は避けたほうが無難です。

地盤の危険はないか

物件の所在地が「軟弱地盤」と呼ばれる土地ではないかを確認しておきましょう。

軟弱地盤だと大きな地震が起こったときに液状化や地盤沈下、変形などのリスクがあります。

身を守るため、地盤のゆるい土地に住むのは絶対に避けましょう。

スーモに載ってない物件を探す3つの方法 まとめ

今回はスーモに載ってない物件がある理由と探し方をお伝えしました。

カンタンにおさらいしましょう。

スーモに載ってない物件がある2つの理由
  1. 不動産会社がスーモ以外の賃貸情報サイトを使っているから
  2. 賃貸情報サイトに掲載できない未公開物件だから
スーモに載ってない物件を見る方法3ステップ
  1. イエプラに登録してオンラインで未公開物件を見る
  2. 不動産ジャパンで穴場の物件を探す
  3. 「地域密着型」の不動産会社に足を運ぶ
物件情報の検索時に確認する4つのポイント
  1. 1983年以降に建てられているか
  2. 専有面積を確認
  3. 地図を確認
  4. 近所に学校がないかを地図で確認
不動産会社の担当者に確認しておく4つのポイント
  1. 事故物件でないか
  2. トラブルを起こす住人がいないか
  3. 付近に問題のある施設はないか
  4. 地盤の危険はないか

この記事を参考にスーモに載ってない物件をうまく探せたらとてもうれしいです。

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