「一人暮らしのお風呂で湯船に浸かる時間が退屈!」
「お風呂時間を楽しむ方法は?」
「シャワーだけで済ませたい!」
と思っていませんか?

一人暮らしのお風呂を楽しむ方法は目的ごとに合計で17個あります。
この記事では私の15年以上の一人暮らし経験と書籍などで得た知識をもとに、お風呂を楽しむ方法をご紹介します。
あわせて自宅以外のお風呂を楽しむ方法も紹介するので、ぜひ最後までお読みください。
もくじ
一人暮らしのお風呂では毎日湯船に15分浸かるのがオススメ!

「一人暮らしのお風呂で湯船に浸かる時間が退屈」と感じたり、「シャワーだけで済ませたいな」と思ったりすることってありますよね。
でも、一人暮らしでは毎日湯船に15分つかるのがオススメです。
秋田大学の研究によると、40℃のお湯に15分つかると深部体温が0.5度上昇し、睡眠の質がよくなるとされています。
また、お風呂の専門家・小林麻利子さんの本「入浴の質が睡眠を決める」では、湯船に浸かるのは次のようなメリットがあると指摘されています。
- 体の末端の冷えが解消される
- 夏場は体にこもった熱が放出される
- 免疫力が上がる
さらに温泉療法専門医・早坂信哉さんの本「たった1℃が体を変えるほんとうに健康になる入浴法」にも、毎日湯船につかる人は幸福感が高いと書かれています。
「そうはいっても水道代やガス代が高くならないの?」と心配になったでしょうか。
ご安心ください。以下の記事で紹介している節約方法を使えばお風呂でかかる光熱費を安く抑えられます。
湯船に浸かるのはいいこと尽くめだとしても、お湯につかって15分も何もしないのはあまりにも退屈。
そこでお風呂時間を楽しむアイディアをご紹介します!
一人暮らしのお風呂を楽しむ17の方法(目的別に紹介)

一人暮らしのお風呂を楽しむ方法を目的別に紹介していきます。
※以下からピンときたものを押すと詳しい説明に飛びます。
疲れを癒す時間にする

入浴を癒しの時間にするオススメの方法は次の7つ。
- 泡の入浴剤
- アロマ
- 果実湯
- バスライト
- キャンドル
- アヒルのオモチャ
- 入浴アプリ「Onsen*」
ひとつずつ見ていきましょう。
泡の入浴剤

泡の入浴剤を使ってバブルバスを楽しむ時間にするのはいかがでしょう。
泡立ちがよいものを選ぶと、15分くらいなら泡が消えずに残ります。
オススメはクナイプのバスミルク。コスパがよくしっかりした泡が出ますよ。
アロマ

お風呂用のアロマオイルは、天然の精油(エッセンシャルオイル)を選びましょう。
合成のアロマオイルはお風呂に入れるのに適していません。
ただ、いずれにせよ直接垂らさず、ホホバオイルなどの植物油や乳化剤で薄めて使うのがオススメです。
原液が皮膚に触れると肌トラブルのもとになる可能性があります。
果実湯
果物を2、3個ほどお湯に浮かべるだけでも香りを楽しめます。
- みかん
- レモン
- ゆず
- りんご
- ボンタン
といった果物なら手軽に果実湯ができます。
ゆず湯は冬至の風習ですが、それ以外の日に香りを楽しむのもアリです。
バスライト
バスライトには床に置いて天井をプラネタリウムのように照らすタイプなど、さまざまな商品があります。
なかでもオススメはお湯に浮かべるタイプの「プロジェクション バスアロマ YURA」。
アロマオイルを注いでバスタブに入れると、投影される光が花柄を描いてくれます。
幻想的な光に癒やされますよ。
キャンドル

キャンドルをバスタブの縁やお湯に浮かべると、ゆらゆらする炎に癒されます。
ただ、キャンドルを使用するときは次の2点に注意しましょう。
- 天然素材のものを選ぶ
- キャンドルを2本以上使うなら換気扇を回す
天然素材のものでないと、有害物質が出る可能性があります。
キャンドルを2本以上使うなら、浴室を閉め切っていると一酸化炭素中毒のリスクがあるので、必ず換気扇を回すようにしましょう。
心配な場合は、実際の火を使わないライト式キャンドルを利用するのも手です。
アヒルのオモチャ
アヒルのオモチャは昔からの定番ですが、お湯に浮かべるだけでお風呂の気分を楽しくしてくれます。
ゴム製のものだけでなく、光るものまでありますよ。
入浴アプリ「Onsen*」
入浴専用アプリ「Onsen*」をスマホにインストールすると、お風呂で最高の癒し時間を実現できます。
「Onsen*」では次の機能が利用可能です。
- 入浴タイマーとヒーリング効果のある音で自宅をスパ化
- 青空文庫の名作を聴いて楽しむ
- 視覚でも入浴を味わうお風呂ライト機能が使える
- お風呂マッサージレシピ
体のケアをする時間に当てる

入浴時に体のケアをしたいなら、次の3つの方法がオススメです。
- バスソルト
- ストレッチ
- マッサージ・ツボ押し
バスソルト

体を温める効果のある入浴剤を入れると、お風呂が自分の体をケアする時間になります。
ただ、ドラッグストアで販売している入浴剤はさほど体を温める効果が高くありません。
できればバス用品専門店で販売されている商品を使った方がいいでしょう。
私が実際に使って良いと思ったのはSiBODYの「イルコルポ」。
発汗作用が高くじんわり体が温まるので、冷え性の人や夏に冷房の部屋で一日過ごして体を冷やしてしまったときにもオススメです。
ストレッチ
入浴中にストレッチをして、脂肪が燃焼されやすい体づくりをするのはいかがでしょう。
YouTubeにカンタンで本格的なお風呂ストレッチを解説した動画があったので、こちらを参考にどうぞ。
マッサージ・ツボ押し
入浴中に肩こり解消のマッサージやツボ押しをするのはいかがでしょう。
血行がよくなり、体が軽くなりますよ。
とことんお風呂を楽しむ時間にする

お風呂タイムをとことん楽しみたいなら、次の7つがオススメです。
- 映画や動画を見る
- バスタブトレーでお風呂時間を充実させる
- お風呂枕でリラックス度を高める
- 飲み物やスイーツを持ち込む
- バスペタル
- サウナ化する
- うたを歌う
ひとつずつ見ていきましょう。
映画や動画を見る
タブレットやテレビなどを持ち込んで映画や動画を見るのはいかがでしょう。
防水ケースにタブレットを入れれば水濡れの心配はありません。
「プライベート・ビエラ」など防水仕様のテレビを購入する手もあります。
また、壁にマグネットタブレットホルダーを付ければ見やすい位置に固定できます。
バスタブトレーでお風呂時間を充実させる

バスタブトレーを使って、お風呂で雑誌やスマホ、タブレットなどを見られるようにするのはいかがでしょう。
スマホやタブレットは防止ケースに入れておけば落としても安心です。
お風呂枕でリラックス度を高める

湯船につかっていると、浴槽のへりに首があたるのが少し痛いと感じられます。
その不快感をなくしてリラックスした入浴をするには、お風呂枕(バスピロー)をオススメします。
通気性がよくカビにくい素材を使用しているため、お湯がかかっても大丈夫です。
ただし、定期的に洗って干さないと傷んでしまうので注意しましょう。
飲み物やスイーツを持ち込む

飲み物やスイーツを持ち込んで飲食を楽しむのもいいですね。
バスタブトレーを使うか壁にマグネットホルダーを付けて置く方法のどちらかで手軽に飲み物を持ち込めます。
バスペタル

ときには、花びらを浮かべて豪華なお風呂気分を楽しむ「バスペタル」はいかがでしょう。
同時に泡や香りも楽しめますよ。
サウナ化する
サウナスーツを着たりサウナ傘を取り付けたりしてお風呂をサウナ化するのはいかがでしょう。
じんわり汗をかきたいときにオススメです。
うたを歌う
湯船でうたを歌うと、音が反響して気分が高まります。
同時に口のまわりの筋肉がほぐれるため、表情筋を鍛えてシワやたるみを予防する効果もあります。
お風呂が楽しくなるとついつい入浴時間が長くなってしまいがち。
でも、長く浸かりすぎないようほどほどの加減でお風呂を楽しみましょう。
長湯をしすぎると次のような症状を引き起こすおそれがあります。
- のぼせ
- 脱水
- 立ちくらみ
- 肌が乾燥する
- 寝つきが悪くなる
- ヒートショック
15分を目安に入浴するのが理想です。
一人暮らしで自宅以外のお風呂を楽しむ3つの方法

「自宅のお風呂に入るのに飽きた」
「お風呂を沸かす作業がめんどくさい」
一人暮らしをしていると、そう思う日もあるでしょう。
そんなときは自宅以外のお風呂を利用するのをオススメします。
自宅以外で利用しやすいお風呂は次の3つ。
- 銭湯
- スポーツジム
- 天然温泉・スーパー銭湯
詳しく見ていきましょう。
銭湯

自宅のお風呂に飽きたら近所の銭湯に足を運んでみるのがオススメです。
- 気泡風呂
- 超音波風呂
- 打たせ湯
- 炭酸泉
- 薬湯
といった設備も銭湯にはあるので、自宅より断然気持ちよく入浴できます。
普段と違うお風呂に入るので気分転換にもなります。
銭湯の利用料金は全国平均400円台。
月に数回くらいならそれほど高くはないです。
ただ、お風呂のない物件で毎日銭湯に通うと一か月で10,000円オーバーするので注意しましょう。
スポーツジム
スポーツジムを利用しているか、今後利用する予定があるなら、ジムのお風呂を利用するのも手です。
「ティップネス」のようにお風呂の他にサウナの設備もあるジムもあります。
とはいえ、ジムのお風呂の多くはおまけの設備のようなものなので、入浴の快適さを求めすぎないほうがいいでしょう。
天然温泉・スーパー銭湯

本格的にお風呂を楽しみたいなら、天然温泉やスーパー銭湯などの入浴施設の利用がオススメです。
なかには宿泊できて24時間お風呂に入れるところもあり、旅行に近い気分でリフレッシュできます。
私が行ったスーパー銭湯でオススメなのは「RAKU SPA 1010 神田」。
10時間いても料金は千円台で、マンガを読めるスペースや、整体や足ツボマッサージなどの施術(料金は別途必要)を受けられるリラクゼーションスペースもあります。
一人暮らしでお風呂を楽しむ方法 まとめ
今回は一人暮らしのお風呂を楽しむ方法を合計17個お伝えしました。
カンタンにおさらいしましょう。
- 泡の入浴剤
- アロマ
- 果実湯
- バスライト
- キャンドル
- アヒルのオモチャ
- 入浴アプリ「Onsen*」
- バスソルト
- ストレッチ
- マッサージ・ツボ押し
- 映画や動画を見る
- バスタブトレーでお風呂時間を充実させる
- お風呂枕でリラックス度を高める
- 飲み物やスイーツを持ち込む
- バスペタル
- サウナ化する
- うたを歌う
- 銭湯
- スポーツジム
- 天然温泉・スーパー銭湯
この記事を参考に毎日のお風呂を楽しんでもらえたらうれしいです。