一人暮らしが決まると、早めにしなくてはいけないのが電気水道ガスといったライフラインの手続き。
今回はそれらをどういう手順で申し込んだらいいか解説します。
おすすめの電気料金比較サービスもお伝えしますので、これを読めばお得なライフラインの契約方法が見つかるはずです。
申し込むタイミングは入居の2週間〜3営業日前
まずは、申し込み手続きをするタイミングから。
これから住む物件の契約を済まし、入居日が決まったら、その日から数えて電気水道ガスの各会社の3営業日前くらいまでに申し込むのが適切です。
ただし、入居が1月から4月などの引っ越しの多い時期にあたったら、もっと早く2週間くらい前に連絡を入れるのをおすすめします。
とくにガスは係員による開通作業があるので、繁忙期には3営業日前に連絡しても指定日の予約がとれない可能性があります。
こういう時期は余裕をもって2週間前くらいに連絡をしましょう。
申し込み手続きをするタイミングは、入居日の2週間〜3営業日前と覚えておいてください。
電気水道ガスの申し込み手続きの仕方
不動産会社と契約をするのであれば、その時に電気水道ガスの手続き用の電話番号が書かれた手引きをもらえることもありますが、なかった場合は、各社のホームページから手続きをします。
連絡方法は電話かネットかどちらかで。
電話の場合、以下の事項を伝えれば予約ができます。
- 利用開始日(入居日)
- 契約者氏名
- 契約住所
- 連絡先(携帯電話番号)
料金の支払いは「クレジットカード払い」、「銀行口座引き落とし」、「振込用紙払い」が選択できます。
銀行口座かクレジットカードからの支払いが便利ですが、口座番号やクレジットカード番号が登録されるまでに時間がかかるので、引っ越しの当月は振込用紙での支払いになることが多いですね。
では具体的に、各社の申し込み手順と注意点の説明をします。
水道の開通申し込み
都道府県の水道局ホームページから「開始申し込み」などのページを開いて「カスタマーセンター」の問い合わせページを見つけましょう。
そこから「お引越し、ご契約の変更」などといった問い合わせ番号を確認し電話連絡するか、「インターネットでのお手続き」ページへ行き、新規会員登録などをすると申し込みができる状態になります。
東京の場合は次のような画面ですね。
そこから会員登録などをした上で申し込みに進んでください。
電気の開通申し込み
電力会社ホームページからカスタマーセンターの電話番号を確認し電話をかけるか、「停止・開始のお申込み」などのページへ行き、引っ越し先の情報などを入力して申し込みします。
電気の手続きの際には、ひとつ注意点があります。
それは、電気・ガスのセット契約にすべきかどうか ということ。
申し込み時に、電力会社から電気、ガスとのセット契約をおすすめされる可能性があります。
「ガスを別で手続きするのはめんどくさいから、一緒に申し込んじゃおうかな〜」と思われるかもしれません。
でも最初は別々にしたほうがよいでしょう。
というのは、選んだ電力会社によっては解約の際の違約金が高額だったりするから。
使っていないうちにお得かどうかも判断できないし、それなら、使ってみて料金が高い場合に見直しを検討するようにしたほうがリスクが少ないですよね。
というわけで、最初は電気とガスを別々に手続きするのをおすすめします。
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ガスの開通申し込み
ガスの手続きは、事前に不動産会社や大家さんに物件が都市ガスかプロパンガスかを確認しておいてください。
都市ガスの場合は都市ガスの会社へ、プロパンガスの場合はLPガスの会社へ連絡をします。
それぞれのホームページでカスタマーセンターの電話番号を確認して連絡するか、申し込みページのフォームから連絡するかしてください。
ガスの利用にあたって注意すべきなのは、ガス機器の対応機種を確認することです。
たとえばガスコンロは、プロパンガス対応の機器と都市ガス対応の機器があるので、前もって用意するときは機種の選択を間違わないようにしましょう。
開通に立ち合いが必要なので、引っ越した当日の確実に立ち会える時間を指定することをおすすめします。
入居当日は何をする?
電気、水道の使用開始には立ち合いの必要がありません。
入居したら電気、水道が使えるかどうかチェックしましょう。
水道の場合は、玄関ドアの横あたりにあるメーターボックスを開けて、止水栓を左に回すといった作業が必要になるかもしれませんが、基本的には何もしないでそのまま利用ができるはずです。
初日に利用できなかったら、すぐ電力会社、水道局に連絡してください。
ガスの開通には居住人の立ち合いが必要です。
引っ越した当日の夜までに来てもらうようにして、それまでに使用するガス機器の用意をしておきましょう。
係員が「ガスを使う機器は?」と聞いてくれるはずなので、ガスコンロなどを台の上に置いたり、ガスストーブを用意して、それらを使うと知らせてください。
開通作業が終わると、開栓後に給湯器やガスコンロが安全に点くかどうかを確認してもらう流れになります。
まとめ
今回は一人暮らしのライフライン(電気水道ガス)の手続き方法について解説しました。
これを参考にして、それぞれの手続きをスムーズに済ませてくださいね。