
「物件探しをしたいけど、賃貸情報サイトっていつ更新されてるの?」
と疑問に思っていないですか。
SUUMO(スーモ)やアットホームなどに載っているアパート・マンション情報って、いつ新着情報に更新されているのか謎ですよね。
結論からいうと、賃貸情報サイトが更新されやすいのは 月曜日と金曜日の午前中です。
今回は不動産会社で物件情報を掲載する仕事をしていた経験のある私が、なぜ月曜と金曜の午前中に更新されやすいかの理由を詳しくお教えします。
あわせて不動産会社に行く日、内見する日は何曜日がベストかもコッソリ教えてしまいます。
これさえ読めば、いつ物件情報を見て・いつ不動産会社に足を運んで・いつ内見するかの3つのタイミングがバッチリつかめるようになりますよ!
もくじ
賃貸情報が更新されやすいタイミング

すでにお伝えした通り、賃貸情報が更新されやすい曜日は 月曜日と金曜日の午前中です。
物件情報は「新規物件が出たら登録する」が原則 なので、その都度更新になるはずですが、じっさいは「一定のタイミングでまとめて更新」になりやすいです。
では、なぜそうなるのかを詳しくご説明します。
月曜日に更新されやすい理由
まず、月曜日に更新されやすいのは、週はじめに物件情報が動きやすいからです。
週末は物件の案内で忙しく、日曜日は定休日の不動産会社も多いので、土日分の物件が溜まりがちになります。
それがドサドサ~ッと週明けに出てくるわけです。
新規登録分だけでなく、土日に案内が終わったあとの情報更新も含まれるため、月曜日に更新すると一週間の仕事が効率的に進みます。
細かくいうと、午後は顧客対応で忙しくなるから、 月曜日の午前中(9時〜12時)が更新のタイミングになりやすいです。
金曜日に更新されやすい理由
金曜日は、土曜日の案内希望者が多いため、金曜のうちに情報を出しておく必要があるという理由から更新のタイミングになりやすいです。
私が物件情報の更新をやっていたときは、「金曜の夜までに載せといて!」とよく頼まれました。
つまり、土曜日に物件の内見を申し込む人は金曜日の夜に情報を見るという想定で更新するのです。
といっても午後は顧客対応で忙しくなるから、結局は午前中に作業を終えておく必要があります。
そんなわけで 金曜日の午前中(9時〜12時)も更新のタイミングになりやすいです。
ちなみに、それ以外の曜日(火・水・木)はどうなのかについてもカンタンに触れておきます。
火・水・木はどうなの?
火・水・木の更新頻度を順番に見ていきましょう。
火曜日
火曜日は月曜日に登録がだいたい終わっているので、さほど情報の動きを期待できません。
月曜日に登録が間に合わなかったた分が出るくらいですね。
水曜日
水曜日は更新が期待できません。ほぼないとみていいでしょう。
水曜日は 不動産業界の定休日 だからです。
ほとんどの不動産会社が休みなので、更新は期待できません。
木曜日
木曜日は微妙ですが、更新する可能性はあります。
暇な曜日なので、金曜日に登録する分を前倒しで載せることがあるからです。
更新されるとしたら、木曜の場合も午前中です。
以上のことをまとめると、 物件情報は月曜・金曜の午前中(9時〜12時)にチェックすると、更新されたばかりの新着情報が見られるということです。
ただし、「SUUMO」は更新情報が反映されるのが遅いため、15時以降にならないと更新されない可能性があります。
SUUMOはアットホームなどに比べて更新情報の反映タイミングが遅い
「アットホーム」などの賃貸情報サイトは、不動産会社が物件情報を入稿して更新の指示をすると、1時間程度で反映されます。
ところが、「 SUUMO」は午前中の時間帯に更新した情報が15時~18時頃に反映される仕組みになっています。
なぜそうなるかというと、「SUUMO」には締め切りが1日に4回あり、それによって更新のタイミングが次のようになると決まっているからです。
(1)24時〆(日曜 23時〆)→ 翌9時反映
(2)11時〆→ 15時反映
(3)15時〆→ 18時反映
(4)19時〆→ 22時反映※スマホサイト、スマホアプリへの物件情報の反映は、上記時間より2時間ほど遅れて反映されます。
午前11時までに更新されたら「15時」、11時を過ぎてしまって15時までに更新した場合は「18時」まで反映されません。
スマホサイトだとさらに2時間遅くなるとされているので、不動産会社側は午前中に更新したとしても、20時まで情報が動かないこともあるので注意が必要です。
更新日は賃貸情報サイトのどこに書いてある?
物件情報が更新されたかどうかは賃貸情報サイトでも確認できます。
それぞれ画像で説明します。
SUUMOの更新日
物件ページの「物件概要」に更新日が記載されています。

ホームズの更新日
物件ページの「物件詳細情報」に更新日が記載されています。

アットホームの更新日
物件ページの「物件基本情報」にある「情報公開日」が更新日に当たります。

非公開物件情報を見る方法

ここまで賃貸情報サイトがいつ更新されるかお伝えしてきました。
でも、実は最良の物件は賃貸情報サイトには載っていません。
全国の不動産情報を管理している「レインズ」と「ATBB」というシステムの中には、最良の物件がゴロゴロしていますが、残念ながら不動産業界内の人しか閲覧ができません。
ところが、そうした非公開物件情報を提供してくれるサービスがあります。
それが「イエプラ」です。
賃貸情報サイトに載っていない物件を紹介してくれる唯一のサービスなので、物件探しをするときには登録しておいて損はないでしょう。
登録は無料。Facebook、Twitter、Google、Yahoo!などのアカウントがあれば、個人情報を入力することなくスマホから利用できます。
登録から、利用までの手順をカンタンにお伝えします。
まず、イエプラ公式サイトにアクセスして「ご登録はこちらから」というフォームにメールアドレスかSNSアカウントを選択したら、「お部屋探しスタート!」のボタンを押しましょう。

ログイン画面に移ったら任意の方法でログインします。

希望条件を入力する画面が出たら、情報を入力します。
すると、左側に自動で条件に合った物件が表示され、右側にチャット画面が出ます。

チャットで気に入った物件の内見を予約したり、追加で物件の紹介を依頼したりすることが可能です。
紹介してもらう物件が決まったら、担当スタッフと物件のある現地付近などで待ち合わせ、内見へと進みます。
登録は無料、物件の紹介にも料金がかかりません。
深夜0時までチャットに対応していて、返信は1分以内に返ってきます。
もし物件を探していて、次のようなことを思っていたらこの機会に登録しておきましょう。
- 賃貸情報サイトで良い物件が見つからない
- 急ぎで物件を決めたい
- とっておきの物件情報を見てみたい
登録は以下から 3分程度 でできます!
不動産会社に行く日は何曜日がいい?

物件を探してもらうために不動産会社に足を運ぶなら、「親身になって探してくれやすい曜日」を狙いましょう。
それはいつかといったら、 火曜日と木曜日です。
火曜日を狙うべき理由
火曜日は定休日前で落ち着いているうえに、不動産会社の社員も翌日が休みなので、休み前のひと頑張りで丁寧に探してくれます。
午前中に行くと空いていて話がしやすいです。
というわけで、 火曜日をを狙うと物件を多く紹介してくれたり家賃交渉にも前向きになってくれたりします。

木曜日を狙うべき理由
木曜日は週のうちもっとも暇な日です。
不動産会社の人にとっては休み明けなので体力がありあまってる日でもあります。
ここを狙えば親身になって探してくれる確率が高いです。
物件が決まっているなら月・金もあり!
すでに情報サイトで申し込んでいて紹介してもらう物件が決まっているときは、月曜日・金曜日に行くのも手です。
両日とも来客が多く混雑する日ですが、 案内を早めにしてほしいときは、むしろ月・金に足を運ぶのが得策です。
物件の案内は土曜に集中するため、一足先に物件を押さえたければ金曜日に行くのをオススメします。
↓↓↓物件探しについてはこちらの記事にも詳しく書いています↓↓↓
内見するなら何曜日?

内見は週末に集中します。
なので、混雑を避けるには、 月曜・火曜・木曜のいずれかにするのが無難です。
平日の夜の方が普段の生活環境がわかるので、なるべく平日の18時以降に希望を出すことをオススメします。
19時で営業が終了となる不動産会社が多いですが、時間外の対応をしてくれることもあるため、遅い時間の内見が可能かどうか確認してみましょう。
その物件が気に入ったら、土日の昼間の様子も把握しておきたいので、土日の内見もお願いしてみるとよいかもしれませんね。
ちなみに、内見は2回に分けて行うと物件の環境がわかりやすいです。
↓↓↓内見の仕方についてはこちらの記事に詳しく書いています↓↓↓
情報更新の日付がだいぶ前の物件が載っているのはなぜ?
賃貸情報サイトには、更新の日付がだいぶ古い物件が載っていることがあります。
そんな物件を見ると、「契約済みなのに募集中を装って載せてるのでは?」と不安に思われるはずです。
このように古い更新日の物件情報が載っている理由は、 「タイムラグ」か「削除し忘れ」のどちらかだと思われます。
賃貸情報には『2週間に一度更新』のルールがあります。
不動産公正取引協議会によって「最長でも2週間」情報更新するよう定められているからです。
「不動産事業者は、その更新する期間を最長でも2週間とし、この期間内に契約済みとな
ったことが判明した物件は、当該期間が到達する前であってもすみやかに削除すること
を徹底する必要がある。
なので、どんなに長くても2週間に一度は物件情報が更新されるはずなのに、じっさいには更新されていないケースもあります。
タイムラグで更新されないケース
ひとつの物件情報を複数の不動産会社が掲載している場合、 1社が申し込みを受けた時点で、ほかの会社がそのことを知るまでにタイムラグが起こります。
そのため、賃貸情報サイトには契約済の物件がそのまま掲載されている可能性があるのです。
削除し忘れのケース
いわゆる「町の不動産屋さん」のような小さな不動産会社だと、人手が足りず更新情報が管理できていないことがあります。
2週間で更新しないといけないルールがあっても、不動産会社がうっかり削除し忘れていると削除されないまま古い情報が放置されてしまうのです。
まとめ
今回は、賃貸情報サイト更新のタイミングについてお伝えしました。
さらに、不動産会社に足を運ぶ日、内見日をいつにすべきかも提案しています。
- 月曜日と金曜日の午前中
- 火曜日:あまり更新が期待できない
- 水曜日:不動産業界の定休日のためほぼ更新されることはない
- 木曜日:更新の可能性あり
- SUUMO:「物件概要」に更新日
- ホームズ:「物件詳細情報」に更新日
- アットホーム:「物件基本情報」に情報公開日
- イエプラを利用する
- 火曜日と木曜日
- 月曜・火曜・木曜のいずれかがオススメ
- 「更新のタイムラグ」か「削除し忘れ」のどちらかの可能性が高い
希望にピッタリの物件を見つけるための参考にしていただければうれしいです。