「蛇口が白っぽく汚れてきたけどどうやって磨いたらいいかわからない」
「蛇口の洗い方と頻度はどのくらい?」
とお困りではありませんか。

蛇口まわりの汚れは水と洗剤を使って拭きとろうとしても、完璧にはきれいにならなかったりしますね。
今回は、そんな蛇口の汚れをてっとり早くゴッソリ落とす洗い方をご紹介します。
どの家庭にもあるものを使うので、すぐに実践できますよ。
この方法を試せば、蛇口がピカピカになって毎日気分よく水道を使うことができるようになるはずです!
もくじ
蛇口の汚れの正体は?

蛇口についた白っぽい汚れ。
あれはいったい何なんでしょうか。
あの汚れの正体は水垢です。
では水垢とは何かといったら、水道水のミネラル分が固まったものです。
ミネラルはアルカリ性なので、酸性の洗剤を使えば落ちるはず。
とはいえ、飲んだり肌に触れたりする水を出す蛇口に強力な酸性洗剤を使うのは避けたいもの。
でも安全性の高い酸性洗剤なんてあるのでしょうか。
ありました。クエン酸。
インターネットで検索しても、蛇口の汚れ落としにはクエン酸が効果的だという記事がたくさん出てきます。
きっとクエン酸クリーナーを使ってみれば汚れはきれいになるんでしょう。
と思って試してみましたが、、ダメでした。
スプレーでクエン酸クリーナーをふきつけたら、しばらくそのままの状態にしておかないと汚れは落ちないようです。
サッとスプレーしたらサッとふいて汚れが落ちる。
それをイメージして掃除したらクエン酸には即効性がなく、汚れを分解するのに時間がかかってしまったんです。
というわけで、クエン酸は短時間で蛇口の汚れを落とすには不向きでした。
それよりもっとカンタンな方法がいくつかあるので、一つずつご紹介します。
蛇口の汚れをカンタンに落とす4つの方法

蛇口の汚れを手軽に落とす方法は以下の4つ。
- レモンの皮の内側でこする
- 歯磨き粉を布につけて磨く
- 小麦粉を濡れぶきんにつけてこする
- 使い古した日焼け止めクリームで磨く
レモンの皮の内側でこする
レモンは酸性なので、この性質を利用すると洗剤の代わりになります。
しかもスポンジのようにそれ自体で蛇口を磨くことができるので便利です。
キッチンの水回りなら、油ハネの汚れも一緒にとれますよ。
歯磨き粉を布につけて磨く
歯磨き粉には研磨剤が含まれています。
この成分が蛇口の清掃に有効です。
布を用意し、歯磨き粉を適量つけて磨きましょう。
これだけですぐ蛇口の輝きが戻ります。
仕上げはからぶき。
しっかり拭きとれば完了です。
小麦粉を濡れぶきんにつけてこする
小麦粉を使うやり方もあります。
濡れぶきんに小麦粉をつけて蛇口をこすりましょう。
小麦粉に含まれるグルテンが汚れを吸着するから、洗剤のような効果があります。
仕上げにからぶきするのを忘れずに。
使い古した日焼け止めクリームで磨く
日焼け止めに含まれる弱酸性の成分が汚れを除去します。
使い方は歯磨き粉と同じように布につけてこするだけ。
あとで拭きとれば蛇口はピカピカになりますよ。
以上の4つで蛇口の外側はきれいになりますが、内側の汚れはこれらの方法で落とせるのか疑問ではないですか。
レモンや小麦粉は食材だから蛇口内に入れても問題ありません。
でも歯磨き粉や日焼け止めを内側につけるのは抵抗がありますよね。
そこで次は、蛇口の内側を安全にきれいにする方法をご紹介します。
蛇口の内側の汚れを落とす方法

蛇口のなかの汚れを落とすのは、外側の汚れを落とすのに比べて少し時間がかかります。
用意するのは以下の5点。
- 酢
- ビニール袋
- 輪ゴム
- 重曹
- 使い古したハブラシ
まずビニール袋に酢を入れます。
そのまま蛇口の先端に酢の入った袋をかぶせ、輪ゴムで縛りましょう。
中の酢は蛇口に触れる状態にしてください。
このまま1時間程度置きます。
定刻になったらビニールを外し、使い古しの歯ブラシで蛇口のなかをこすります。
最後に水を流せば完了です。
ここまでのやり方で水垢の汚れは取れますが、蛇口内には黒カビの汚れが出ることもあります。
なかが黒くなっていたら、重曹を使いましょう。
重曹はベーキングパウダーとして使われることもあるので、口にしたとしても安全です。
水を一度流して内部を濡れた状態にしてから、重曹をひとつまみ蛇口の先につきます。
歯ブラシでなかを磨いていけば、黒カビは落ちていきます。
磨きながら水を流し、きれいになったところで作業終了です。
まとめ
今回は汚れた蛇口をきれいにする方法をお伝えしました。
要点は以下の3つ。
- サクッと蛇口の汚れを取るのにクエン酸は不向き
- 蛇口を洗うには「レモンの皮」「小麦粉」「歯磨き粉」「日焼け止め」のどれかを使う
- 蛇口の内側は「酢」や「重曹」できれいにする
これらを参考にして、水回りが常にピカピカな生活を送ってくださいね。