「一人暮らしでトイレ掃除はどれくらいしてるの?」
と気になっていませんか。

結論からいうと、一人暮らしのトイレ掃除は、さっと毎日拭き掃除して、しっかり週1掃除する が理想です。
今回は、ある調査結果によるトイレ掃除の平均回数をもとに、一人暮らしのトイレ掃除はどれくらいの頻度が適切かをお伝えします。
トイレ掃除の頻度は週に1回か毎日が多い
マイボイスコム株式会社の調査によると、トイレ掃除の頻度は次の通りでした。
- 週に1回が22.9%
- 週に2〜3回が14.8%
- 週に4〜5回が5.3%
- ほとんど毎日が18.5%
2、3回くらいが多いのかなと思っていたら、週に1回か毎日が多いという結果ですね。
毎日掃除すれば見た目を清潔に保てます。
でもそれだけではありません。
衛生的な観点からも正しいことなんです。
というのは、トイレにはすぐ「見えない汚れ」が溜まるから。
トイレは尿ハネだらけ
ライオンが2005年に行った実験によると、男性が立って小用を足すと 1日に約2300滴の尿ハネが床全体に飛び散っている と判明。
さらに同社がNHKの「ためしてガッテン」と共同で検証した結果では、その際に便器のどこを狙うかで尿ハネの数が変わることも明らかになりました。
- 真ん中の水の溜まったところを狙うと372滴
- サイドを狙うと293滴
- 便器の手前狙いは277滴
- 便器の奥側を狙うと7550滴
便器の奥側を狙うと7550滴は衝撃的ですね。
1回で3日分の尿ハネを超えてしまうのですから…
しかもこの尿ハネは肉眼で確認できないほど小さく、壁にも付くそうです。
「だったら、座ってすればいいだろ」と思いますよね?
実は、それでも尿ハネをゼロにすることはできません。
便座の裏側に付いてしまうんです。
これもさっきのライオンの実験のつづきですが、男性が座って小用を足すと、1回で約200滴の尿ハネが便座の裏に付着するとのデータが出ています。
男性の話ばかりになってしまいましたが、女性の場合だと、便座の裏側に付く尿ハネは1回に約500滴。
座ると男性を上回ってしまうんですね。
毎日拭き掃除は必要
便座の裏側についた尿ハネを放置すると黄ばみの原因になります。
この黄ばみの正体は尿石。尿石がついてしまうと、やっかいです。
こすっても簡単に落ちません。
じゃあどうすればいいかというと、、毎日、便座の裏や床をさっと洗剤を含ませたトイレットペーパーやトイレ用お掃除シートでひと拭きする。
「結局トイレ掃除は毎日しなくちゃいけないの?」と思われたでしょうか。
基本は週に1回で大丈夫です。
便器のなかやトイレ全体をしっかり掃除する。
これを週に1回として、それとは別に毎日拭き掃除だけするとします。
こうすれば、飛び散った見えない尿ハネでトイレが汚れていくのを防げますよ。
「でも、便座カバーをつけている場合はどうするの?」
便座カバーを毎日洗うのはかなり大変ですね。
もちろん同じように裏側に尿ハネが付きますが、この場合は週に一度くらい洗うとよいでしょう。
もちろん、余裕があればもっと頻繁に洗うにこしたことはありませんが。
たらいにお湯と酸素系漂白剤を入れて40分~1時間ほどつけ置きし、手洗いするのがオススメです。
まとめ
今回は調査結果をもとに、一人暮らしのトイレ掃除はどれくらいの頻度ですればいいのかをお伝えしました。
さっと毎日拭き掃除して、しっかり週1掃除する。
このペースで、トイレの清潔を保ってくださいね。