「一人暮らしをはじめるのに、バスタオルの枚数が何枚必要なのかわからない!」
と困っていませんか?
結論から言うと、一人暮らしの生活に必要なバスタオルの枚数は、最低3枚です。
また、フェイスタオルは最低6枚必要です。
ただし、バスタオルの代用としてフェイスタオルを使うのはおすすめしません。
今回はその理由を詳しく説明し、あわせてバスタオルを速く乾かす4つの方法についてもお伝えします。
もくじ
バスタオルが最低でも3枚必要な理由
冒頭でお伝えしたとおり、一人暮らしに必要なバスタオルの枚数は最低3枚です。
その理由は、バスタオルは2日に一度洗う必要があるから。
どういうことか、説明しますね。
濡れたバスタオルを置いておくと、雑菌がどんどん繁殖していきます。
入浴後に1回体を拭くだけで、体についている数100個程度の雑菌がバスタオルに付着します。
ということは、体を拭いた回数×100個の雑菌がバスタオルに付くってことですね。
しかも、バスタオルに付いた雑菌は繁殖します。
その数がピークに達するのは3日。
なんと、3日放置すると雑菌の数は数千万個程度まで増えてしまいます。
つまり、3日以内に洗わないとバスタオルは雑菌の巣窟になってしまうということですね。
雑菌だらけになるとどうなるのか??
- 雑菌だらけのバスタオルを使うと全身が雑菌まみれになる
- バスタオルから悪臭が発生
この2つが起こります。
雑菌だらけのバスタオルを使うと全身が雑菌まみれになる
雑菌の繁殖したバスタオルを使うと、体や顔が雑菌まみれになり、体臭を引き起こす原因をつくります。
それだけでなく、皮膚に傷や炎症がある人は、症状を悪化させるおそれも…
バスタオルから悪臭が発生
雑菌の繁殖数が増えるとともに、不快な臭いが発生します。
バスタオルに付着した皮脂汚れなどを雑菌が分解するときに、こうした臭いが出るのです。
雑菌大繁殖のタイムリミットの前に洗う!
雑菌大繁殖のタイムリミットを3日としたら、その前に洗わないといけなくなる。
ということは、おのずと洗濯のペースは2日に一度になりますよね。
2日で洗うとすると、バスタオルの枚数は3枚はないと足りなくなります。
具体的なシミュレーションをしてみましょう。
- 月曜日に1枚使い、火曜日にもう1枚使う
- 使った2枚を水曜日に洗濯
- 2枚を乾かす間にもう1枚を使う
- 水曜日、木曜日に使った2枚を金曜日に洗濯
といった繰り返しになると、やっぱり最低3枚は必要ですね。
3枚以上持つと収納場所に困るかも
次に、「ギリギリの枚数だと心配だから、3枚以上持っておきたい」と思った場合にはどのくらいまで持っておくといいのか考えてみましょう。
次の画像は、およそ8枚分のバスタオルを重ねたものです。
けっこう厚みがありますよね?
一人暮らしだと、収納するスペースを確保するのに苦労するかもしれません。
こうして重ねたときをイメージすると、5枚以上持つと邪魔になる可能性があると考えられます。
フェイスタオル代用は髪の長い人には向かない
バスタオルはかさばると思ったときに、それならフェイスタオルで代用できないかと疑問をもちます。
結論からいうと、かなり髪が短い人以外むずかしいです。
髪の長い人がフェイスタオルで髪を拭くと、タオルは水分をたっぷり含んでいきます。
そうなると、その濡れた冷たいタオルでは体を十分に拭けなくなります。
バスタオルの場合は長さが120cm×60cmくらいあるので、片側で髪を拭いても、もう片側は濡れません。
フェイスタオルを複数枚用意して髪を拭くとなると、バスタオル一枚用意するよりかえって手間がかかります。
フェイスタオルを代用するならベリーショートくらいの髪の長さの人以外むずかしいでしょう。
バスタオル乾かない・洗えない問題
バスタオルは3枚持ち、2日に一度洗うとお伝えしました。
とはいえ、仕事などが忙しいとか、体調を崩したとかいった理由から、どうしても計画通りに洗濯できない場合はどうするのか?
または、「2日に一度洗ったところで、そもそもバスタオルはなかなか乾かないよ!」
と思う人も多いのではないでしょうか。
ここからは、そうした問題を解決する方法を紹介します。
バスタオルを速く乾かすための4つの方法
では、バスタオルを乾かすとっておきの方法を4つお伝えします。
三角干し
まずは干し方。
バスタオルの一端を下に向けて干します。
こうすると水分が伝って落ちやすくなり、バスタオルが速く乾きます。
クシャクシャにした新聞紙を敷く
干したバスタオルの下にクシャクシャにした新聞紙を敷きます。
新聞紙がバスタオルの湿気を吸収し、乾く速度を数倍早めてくれます。
衣類乾燥除湿機か扇風機、エアコンで送風
衣類乾燥除湿器があれば、バスタオルの付近に置いて稼働させます。
静音機能もあるので、一晩つけっぱなしにしておけば翌朝には乾いています。
なければ扇風機でも効果はあります。
夏冬なら、エアコンの下にバスタオルをかけて直風をあてると乾きやすくなります。
ゴミ袋+ドライヤーを使う
どうしてもすぐ乾かしたいというとき、もしくは上記の3つをやっても乾きが甘いときの秘策です。
ゴミ袋一枚とドライヤーを用意し、次のことを試してみてください。
- ゴミ袋にバスタオルを入れ、下に10円大の穴をいくつか開ける
- 上から、ドライヤーの温風をあてて乾かす
水分をさっと飛ばしてすぐ乾くだけでなく、温風をあてることによって雑菌を死滅させるという効果もあります。
マイクロファイバーバスタオルがおすすめ!
ここまでに紹介した方法でバスタオルを速く乾かすことができますが、さらに速く乾かしたいときはマイクロファイバーバスタオルをおすすめします。
マイクロファイバーバスタオルは安価で、2~5枚のセットで売られていることもあるのでネットショッピングなどからカンタンに手に入ります。
フェイスタオルは何枚必要?
冒頭でフェイスタオルは 最低6枚必要だとお伝えしました。
- 洗面台用:3枚
- トイレ用タオル:3枚
上記の合計で6枚になるからです。
ユニットバスの場合はタオル掛けがひとまとめになっているはずですが、顔を拭くタオルとトイレのあとの手を拭くタオルをきちんと分けないと不衛生です。
そのため、吸盤でつけられるタオルホルダーなどをもうひとつ設置することをオススメします。
なお、 キッチンタオルはキッチンペーパーを使えば事足りるので、なくても構いません。
まとめ
今回は一人暮らしに必要なバスタオルの枚数とその理由を説明し、バスタオルを速く乾かす4つの方法もあわせてお伝えしました。
一人暮らしに必要なバスタオルの枚数は、最低3枚です。
その理由は、2日に一度のペースで洗わないとバスタオルに雑菌が繁殖してしまうからでした。
洗った2枚のバスタオルを乾かす間にもう1枚必要なため、最低3枚はないと足りません。
そして、必要なフェイスタオルの枚数は、以下を合計すると6枚になるので、最低6枚です。
- 洗面台用:3枚
- トイレ用タオル:3枚
バスタオルのローテーションをうまく回して、毎日の一人暮らし生活を快適にしてくださいね。
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